令和4年11月12日(土)に、西日本支部として京都の「戒光寺本堂屋根改修工事現場見学会」を実施しました。この本堂は、世界最大の木製一体型仏像が納められており、仏像を先に立ててから屋根で覆うようにして建てられたものです。
昨年夏に台風で屋根が崩壊され、現在、改修工事が行なわれています。工事の最中に鬼瓦と屋根裏が見られました。改修は340年ぶりとのことです。その当時の江戸時代の職人の腕前ぶりが窺われました。
京都古建築事務所の担当者による説明で、江戸時代の工事状況、改修の工夫や代用の木材探しの苦労話も聞けました。