- 情報伝達の見える化
• 館内アナウンスは文字・光で併用(電光掲示板、サイネージ)
• 診察呼び出しは「音声+表示」で対応(モニター番号表示など)
• 病室呼び出し・ナースコールに光や振動を追加
• 緊急時アラーム(火災報知器など)は光・振動でも通知 - 対話サポート
• 受付に筆談用具(筆談ボード・タブレット)を常備
• 手話通訳・遠隔手話通訳(VRI)に対応できるシステム
• マスク越しでも口話が読みやすい工夫(透明マスク/フェイスシールド)
• 窓口は口元・表情が見やすいカウンター設計 - 空間デザイン
• 待合室は見通し良く、掲示板や表示が視認しやすい位置に配置
• 音の反響を抑えた音響設計(補聴器利用者への配慮)
• 床・壁の色分けで動線を明確化
• 避難誘導は光・矢印表示でわかりやすく - ユニバーサルサイン・表示
• ピクトグラムや多言語表示を活用(音声に依存しない)
• 案内板は高コントラスト・十分な文字サイズ
• エレベーターに光・表示付き案内(到着階を音声+光で表示) - 運用・サービス
• スタッフ向けに「聴覚障害者対応研修」を実施
• 災害・避難訓練で聴覚障害者対応を組み込む
• 医療情報提供(説明資料)は手話通訳や文字ベースで渡せるよう準備
• 救急時はスマホ等で消防署に救急搬送依頼できるよう準備
• ウェブ予約やアプリでの診療呼び出し通知も活用
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